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<油をかけて祈願するお地蔵様>
右京区嵯峨の小さな祠に鎮座している。
体中が油でコテコテに覆われている。
実際は鎌倉時代に創られた阿弥陀如来。

住所 : 京都市右京区嵯峨天龍寺油掛町30-1
付近の見所 : 鹿王院



(撮影 : 2010年11月6日)

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嵯峨油掛地蔵の周辺の風景
嵯峨油掛地蔵の周辺の風景
嵯峨油掛地蔵のある建物
嵯峨油掛地蔵のある建物
嵯峨油掛地蔵
嵯峨油掛地蔵
油掛地蔵様
油掛地蔵様
油掛地蔵様
油掛地蔵様
油掛地蔵様の前にある油壺
油掛地蔵様の前にある油壺
掛札には「大覚寺油掛地蔵尊」と書かれていました。
掛札には「大覚寺油掛地蔵尊」と書かれていました。
お地蔵様の上にある扁額
お地蔵様の上にある扁額
御詠歌が書かれた額
御詠歌が書かれた額
すぐ横を流れる有栖川にかかる「油掛橋」
すぐ横を流れる有栖川にかかる「油掛橋」

嵯峨油掛地蔵

油を掛けることでご利益を得られるというお地蔵様「油掛地蔵」は全国にあり、京都市内にも伏見区上油掛町の西岸寺と、右京区梅津中村町の長福寺と、ここにご紹介する右京区嵯峨天龍寺油掛町との3ヶ所があります。
嵯峨の油掛地蔵は他の2ヶ所とは異なり、立派な寺院の中に鎮座している訳ではありません。写真でお分かりのとおり、木造二階建ての建物の横に、へばり付くように建っている小さな祠が、油掛地蔵様のお住まい。従って地図にもほとんど掲載されていません。
この嵯峨の油掛地蔵は、京福電鉄嵐山本線の「鹿王院」駅のすぐ東を南北に走る道路に沿って、北へ300m行くと(途中、JR山陰本線の高架下を通ります)、東西に流れる有栖川に出ますので、この川沿いに東へ10mほど行った「油掛橋」のたもとにあります。
お地蔵様の前の油壺から柄杓で油をすくいあげ、これをお体に掛けて願掛けをします。すぐ横に「サラダ油」のボトルが置かれていましたので、おそらくこれが使われているのでしょう。
油でコテコテギトギトになったお地蔵様は、お顔もほとんど分らないほどですが、実際は地蔵菩薩ではなく、鎌倉時代に創られた阿弥陀如来(石仏)なのだそうです。如来様ですから菩薩様よりさらに一段高いところにおられるのですが、地元の人々からはとても近しい存在だったのだろうと思います。お地蔵様の前の花筒には、きれいな花がたくさん入っていました。
【ご利益】:商売繁盛