TOP > 洛西 >遍照寺
<平安時代に寛朝僧正が建立した古刹>
嵯峨広沢池の南にある美しい寺院。
真言宗御室派の準別格本山。
北隣には古墳の上に建つ冨岡稲荷がある。

住所 : 京都市右京区嵯峨広沢西裏町14
公式HP : http://www.eonet.ne.jp/~henjouji/
付近の見所 : 兒神社


(撮影 : 2011年4月2日)

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遍照寺の表門
遍照寺の表門
「廣澤山遍照寺」の石標
「廣澤山遍照寺」の石標
遍照寺の境内
遍照寺の境内
八幡大菩薩
八幡大菩薩
宝篋印塔
宝篋印塔
十三重の石塔
十三重の石塔
俳人・奥田雀草の句碑
俳人・奥田雀草の句碑
中門
中 門
護摩堂(本堂)
護摩堂(本堂)
護摩堂(本堂)
護摩堂(本堂)
護摩堂の扁額
護摩堂の扁額
護摩堂の内部
護摩堂の内部
庫裏
庫裏
護摩堂の横にあった祠(名は不明)
護摩堂の横にあった祠(名は不明)
護摩堂横の石仏
護摩堂横の石仏
客殿
客殿
冨岡稲荷
冨岡稲荷
冨岡稲荷の鳥居の扁額
冨岡稲荷の鳥居の扁額
冨岡稲荷の本殿
冨岡稲荷の本殿
冨岡稲荷の本殿
冨岡稲荷の本殿

遍照寺

遍照寺(へんじょうじ)は、嵯峨の広沢池から南へ200mほど行ったところにある寺院です。真言宗御室派の準別格本山で、通称は「広沢不動尊」、ご本尊は十一面観世音菩薩立像です。
遍照寺の創建は、平安時代の永祚元年(989)に、寛朝(かんちょう)僧正が広沢池畔にあった山荘を改めて寺院にしたもの。創建当初は池畔に多宝塔・釣殿等、数々の堂宇が並ぶ広大な寺院であったようですが次第に衰退し、鎌倉時代になって後宇多天皇により復興がなされるものの、応仁の乱で廃墟と化してしまいます。昭和になって収蔵庫・護摩堂を建立、さらに平成九年に客殿・庫裡を建立して現在に至ります。
寛朝僧正は寛平法皇(宇多天皇)の孫にあたり、祈祷により平将門の乱を平定するなどの不思議な法力をもち、真言宗で初めて大僧正となった人物。成田山新勝寺を建立したことで知られます。
遍照寺は、表門から中門を経て、護摩堂までまっすぐに伸びる参道がとても印象的な、落ち着きのある美しい寺院です。また遍照寺の北隣には、稲荷古墳の上に建てられた冨岡稲荷(冨岡大明神)があります。陽光に映えて輝く朱色の鳥居が、上りの石段に等間隔に斜めに並んでいて、とてもきれいです。