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<「京の六地蔵巡り」の第五番札所>
鞍馬口通にある浄土宗の寺院。
平安時代に慈覚大師円仁により開かれた寺院。
小野篁作の六地蔵の一つ「鞍馬口地蔵」がある。

住所 : 京都市北区鞍馬口通寺町東入る上善寺門前町338
付近の見所 : 上御霊神社西園寺,天寧寺



(撮影 : 2011年5月14日)

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上善寺山門
上善寺山門
山門横にある「第一番六地蔵尊」の石標
山門横にある「第一番六地蔵尊」の石標
山門横にある「贈 正四位入江九一外七名首塚」の石標
山門横にある「贈 正四位入江九一外七名首塚」の石標
本堂
本 堂
地蔵堂
地蔵堂
地蔵堂の扁額
地蔵堂の扁額
これが「鞍馬口地蔵」様
これが「鞍馬口地蔵」様
境内にある多数の石仏
境内にある多数の石仏
「天道大日如来像」
「天道大日如来像」
寺務所
寺務所

上善寺

上善寺(じょうぜんじ)は京都御所の北の、鞍馬口通にある浄土宗の寺院です。
平安時代初期の貞観5年(863)に、慈覚大師円仁により天台密教の道場として今の千本今出川付近に開かれたのが始まり。安土桃山時代の文禄3年(1594)に豊臣秀吉の命により現在地に移され、その後浄土宗に改宗されます。
ご本尊は行基菩薩の作と伝えられる阿弥陀仏坐像ですが、このお寺で有名なのは境内の地蔵堂に安置されている「鞍馬口地蔵(くらまぐちじぞう)」です。鞍馬口地蔵は平安時代の貴族・学者であり、毎夜冥土で閻魔大王の秘書を勤めていたという不思議な言い伝えで知られる小野篁(おののたかむら)が、自ら作成したとされる「六地蔵」のうちのひとつ。深泥池地蔵や姉子地蔵などの別名があります。
この六つの地蔵を参拝し家内安全や無病息災を祈願してめぐるのが、800年も続く京都の伝統行事「京の六地蔵巡り」。札所を順にいうと、1番が奈良街道・六地蔵の「大善寺」、2番が西国街道・上鳥羽の「浄禅寺」、3番が丹波街道・桂の「地蔵寺」、4番が周山街道・常盤の「源光寺」、5番が若狭街道・鞍馬口の「上善寺」、6番が東海道・四ノ宮の「徳林庵」となり、ここ上善寺は第五番札所に当たります(門前の石標に「第一番六地蔵尊」とあるのは札所の順とは関係ないようです)。
上善寺は六つの札所の中では一番大きなお寺で、特に8月の地蔵盆には無形文化財の「小山郷六斉念仏」の奉納もあり、大勢の参拝者で賑わいます。