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<在原業平の晩年の閑居跡>
早咲きの枝垂桜「業平桜」が美しい。
在原業平の墓と塩竃跡がある。
本尊は最澄の作とされる延命地蔵菩薩。

住所 : 京都市西京区大原野小塩町481

付近の見所 : 善峯寺


(撮影 : 2012年4月7日)

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参道入口
参道入口
山門
山 門
寺務所
寺務所
庭園入口
庭園入口
外庭全景
外庭全景
本堂前のつくばい
本堂前のつくばい
本堂前
本堂前
本堂(文化財)
本堂(文化財)
外庭から見た「なりひら桜」
外庭から見た「なりひら桜」
外庭から見た「なりひら桜」
外庭から見た「なりひら桜」
中庭から見た「なりひら桜」
中庭から見た「なりひら桜」
裏山から見た「なりひら桜」
裏山から見た「なりひら桜」
在原業平のお墓
在原業平のお墓
塩竃跡
塩竃跡
中庭「三方普感の庭」
中庭「三方普感の庭」
鐘楼「不迷梵鐘」
鐘楼「不迷梵鐘」

十輪寺

十輪寺(じゅうりんじ)は西京区の大原野にある、天台宗の寺院です。
西国二十番札所で有名な「善峯寺」へ向かう通称「善峯道」の途中右手にあり、「なりひら寺」の別名で有名。
在原業平(ありわらのなりひら)は、平安時代の歌人で六歌仙の一人。「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」の歌の作者で、「伊勢物語」の主人公とされ、また「光源氏」のモデルともいわれる天下一の美男子です。
ここ十輪寺はその在原業平の晩年の閑居跡といわれ、寺院の裏山には在原業平のお墓があり、また塩焼の風流を楽しんだといわれる塩竃跡も残されています。
寺院の中庭に植えられた「業平桜」と呼ばれる枝垂桜も有名で、私が訪れたこの日はほとんど満開。本堂と寺務所を結ぶ回廊の屋根の上に、枝が大きく覆いかぶさるように、本当に見事に堂々と咲き誇っていました。
寺院の歴史は古く、平安時代初期の嘉祥3年(850)に、文徳天皇の皇后(藤原明子)のお世継ぎ誕生を祈願するため、伝教大師最澄の作とされる延命地蔵を安置したことに始まります。伽藍は応仁の乱ですべて焼失しますが、江戸時代中期の寛延3年(1750)に再建され、現在に至ります。
本堂は、屋根が御輿(みこし)の形をしたとても珍しいもので、文化財に指定されています。
中庭は「三方普感の庭(さんぽうふかんのにわ)」と呼ばれ、見る位置によっていろいろな見え方がするといわれていて、部屋には「寝ころんで見てください」との張り紙があります。
寺院の姿が道路から見えないため、訪れる人は多いとはいえませんが、ウグイスの鳴声が耳のすぐ近くから聞こえる、とても風情のある美しいところです。
【ご利益】:安産,子授け