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<キリシタン灯籠のある神社>
伏見区の法界寺・日野誕生院の北東にある。
日野家初代の藤原真夏が創建。
森の中に建つ日野村の産土神。

住所 : 京都市伏見区日野畑出町
付近の見所 : 日野誕生院法界寺



(撮影 : 2011年2月11日)

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萱尾神社正面の鳥居
萱尾神社正面の鳥居
拝殿
拝 殿
本殿前にあるキリシタン灯篭
本殿前にあるキリシタン灯篭
灯籠に彫られたマリア像
灯籠に彫られたマリア像
本殿
本 殿
本殿
本 殿
稲荷社と田中社
稲荷社と田中社
柳社と若宮社
柳社と若宮社
手水舎
手水舎
社務所
社務所

萱尾神社

萱尾神社(かやおじんじゃ)は、伏見区の「日野の里」、法界寺や日野誕生院等の北東にあります。ご祭神は扁額にある通り「大己貴命」。「おおなむちのみこと」と読み、大国主命(おおくにぬしのみこと)の若いころの名前です。日野家の初代とされる藤原真夏(ふじわらのまなつ)が奈良時代に創建したといわれ(他の説もあるようですが)、以後、日野村の産土神として崇敬を集めて来ました。また江戸時代までは法界寺の鎮守社でもあったそうです。
この神社で有名なものは、本殿の正面に立つ「キリシタン灯籠」。灯篭の下部にマリア様らしき立像が彫られている珍しいもので、「マリア観音」とも呼ばれています。江戸時代のキリスト教が禁じられていた頃に、隠れキリシタンの人々が表向きはお地蔵様として、ひそかに祈りを捧げていたといわれます。
境内は森の中にあって大変静かで、またきれいに清掃が行き届いていて、とても爽やかな感じの神社です。本殿は応仁の乱等で焼失の後、慶安5年(1652)に再建されたもので、京都市の指定有形文化財に指定されています。一間社流造の構造をもち、写真でお分かりのとおり全体に極彩色が施されたとても立派な造りとなっています。
萱尾神社は、日野誕生院の門前の細い道を北へ(恵福寺の方向へ)150mほど行き、途中から西へ60mほど入ったところにあります。目立たない場所にあるため観光客は少ないようですが、清潔感のある美しい神社です。