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<疎水公園に近い美しい神社>
JR山科駅から毘沙門堂への途中にある。
清和天皇の命により創建された古社。
人康親王が座り琵琶を弾いた「琵琶石」がある。

住所 : 京都市山科区四ノ宮中在地町19番地の1
付近の見所 : 毘沙門堂双林院(山科聖天)



(撮影 : 2011年1月23日)

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諸羽神社正面の大鳥居
諸羽神社正面の大鳥居
手水舎
手水舎
割拝殿
割拝殿
拝殿から本殿正面を見る
拝殿から本殿正面を見る
本殿
本 殿
天満宮・稲荷社
天満宮・稲荷社
社の建物
社の建物
社務所
社務所
琵琶石
琵琶石
岩坐
岩坐
ご神木の切株
ご神木の切株
奉納された絵馬(ごく普通のものでした)
奉納された絵馬(ごく普通のものでした)

諸羽神社

諸羽神社(もろはじんじゃ)は、日本神話の天孫降臨の場面で邇邇芸命(ニニギノミコト)に付き従った二神(天児屋根命と天太玉命)をお祀りする神社として、貞観4年(862)に清和天皇の命により創建されました。このため「両羽大明神」の名を有していましたが、後に応神天皇・伊弉諾尊(イザナギノミコト)・素戔嗚尊(スサノオノミコト)・若宮八幡を合祀するようになり、これによって名の「両」が「諸」に変わったのだそうです。
JR山科駅から北東へ300mほどの地点にあり、毘沙門堂へ向かう道からすぐ東なのですが、住宅街の中の見つけにくい場所にあります。毘沙門堂への道が途中で琵琶湖疏水と交差しますので、ここから橋の手前を疎水に沿って南東方向(少しバックする方向)へ200mほど歩くと、右下に諸羽神社へと続く石段があります。「これが?」と思うような石段ですが、神社の裏手に出ることができます。もちろん他にも道はありますが、これが一番分り易いのではないかと思います。
この神社で有名なものは境内に置かれた「琵琶石」。第54代仁明天皇の皇子で若くして失明し出家した人康(さねやす)親王が、この石の上に座り琵琶を弾いたとされています。親王はここ山科で出家生活を送り、同じ境遇にある盲人たちに琵琶や詩歌などを教えたといわれ、琵琶法師の祖神とされています。
とても古びた感じの、静寂さが漂う美しい神社です。神社のすぐ裏が疎水公園で、ここから琵琶湖疎水に沿って西へ、市民の憩いの自然歩道が長く延びています。