TOP > 洛中 >紫式部・小野篁墓所
<二人が並んで眠る墓所>
島津製作所工場の一角にある。
目立たない小さな墓地だが参拝客は多い。
世界の「ムラサキ」を訪れる外国人も多い。

住所 : 京都市北区紫野西御所田町
付近の見所 :玄武神社



(撮影 : 2010年10月11日)

● 写真をクリックすると拡大できます ●

「島津製作所紫野工場(墓所はこの一角にあります)」
「島津製作所紫野工場(墓所はこの一角にあります)」
墓所の入口
墓所の入口
墓所にある「歯痛留地蔵尊」
墓所にある「歯痛留地蔵尊」
左が紫式部墓,右が小野篁墓
左が紫式部墓,右が小野篁墓
紫式部のお墓
紫式部のお墓
紫式部の墓石
紫式部の墓石
紫式部のお墓の上にある石塔
紫式部のお墓の上にある石塔
紫式部の顕彰碑
紫式部の顕彰碑
小野篁のお墓
小野篁のお墓
小野篁の墓石
小野篁の墓石
小野篁のお墓の上にある石塔
小野篁のお墓の上にある石塔
>小野篁の顕彰碑
小野篁の顕彰碑

紫式部・小野篁墓所

紫式部のお墓は、北大路通と堀川通との交差点から、堀川通に沿って80mほど南へ行ったところの西側、「島津製作所紫野工場」の一角(というよりは、工場の内側に食い込んだような形になっています)にあります。狭い通路入口の右側に「紫式部墓所」と書かれた石碑があり、左側に「小野篁卿墓」と書かれた石柱が建っています。墓所は、向って左側の広い部分が紫式部の墓、右側が小野篁(おののたかむら)の墓になっていて、どちらも小さな盛り土の上に石塔が置かれた形になっています。
紫式部は言わずと知れた源氏物語の作者。ユネスコが選んだ「世界の偉人」の一人として、その名は今や世界的に有名です。この日も数人の外国人観光客が訪れ、かん高い声で「オー!ムラサキ!」と叫びながら、墓地前で記念写真を撮っていました。
小野篁は遣隋使「小野妹子」の子孫で、小野道風・小野小町の祖父とされる人物。昼間は内裏に勤める役人ですが、夜は井戸を通って地獄に降り、閻魔大王のもとで裁判の補佐役を務めていたという、奇怪な伝説で有名です。
この共通項の見当たらない二人が並んで眠っていること自体、ずいぶん奇妙な取り合せだと思うのですが、小野篁が創建した「千本えんま堂」には紫式部の供養塔があり、二人の間には何か不思議な関係があったのかも知れません。