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<「千二百羅漢」で知られる寺院>
平安朝以前に建立された天台宗の古刹。
嵯峨野の奥、愛宕山参道の山麓に建つ。
境内全域に並び立つ無数の羅漢石仏。

住所 : 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
公式HP : http://www.otagiji.com/
付近の見所 : 化野念仏寺


(撮影 : 2012年4月12日)

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愛宕街道の途中にある「愛宕神社一之鳥居」
愛宕街道の途中にある「愛宕神社一之鳥居」
愛宕念仏寺入口の仁王門
愛宕念仏寺入口の仁王門
仁王門横にある石標と石仏
仁王門横にある石標と石仏
寺院の境内は山の斜面にあります
寺院の境内は山の斜面にあります
寺院境内
寺院境内
本堂
本 堂
「ふれ愛観音堂」
「ふれ愛観音堂」
地蔵堂
地蔵堂
多宝塔
多宝塔
三宝の鐘
三宝の鐘
虚空蔵菩薩
虚空蔵菩薩
お不動さんと不動の滝
お不動さんと不動の滝
本堂横に並ぶ羅漢石仏
本堂横に並ぶ羅漢石仏
多宝塔の周囲に並ぶ羅漢石仏
多宝塔の周囲に並ぶ羅漢石仏
羅漢石仏
羅漢石仏
羅漢石仏
羅漢石仏
口紅をした可愛い羅漢様お茶席
口紅をした可愛い羅漢様
私のお気に入りはこの羅漢様
私のお気に入りはこの羅漢様

愛宕念仏寺

愛宕念仏寺は「あたごねんぶつじ」ではなく「おたぎねんぶつじ」と読みます。
京都市の北西、防火の神様として知られる愛宕山の愛宕神社へと向かう、街道途中の山麓にあります。
奈良時代の後期に称徳天皇によって、東山(今の六波羅密寺の近く)に、「愛宕寺」として建立されたという、とても古い寺院です。
寺院の建物は、平安時代に鴨川の氾濫で流されてしまいますが、念仏上人と呼ばれた天台宗の僧侶・千観内供によって再興されます。愛宕寺はこのとき、千観内供が唱える念仏に基づいて名を「愛宕念仏寺」と改名し、天台宗の寺院となったのだそうです。
その後寺院は次第に荒廃しますが、大正時代には復興のため現在の地に移転され、昭和に入ってから、本堂、地蔵堂、仁王門などの本格的な修復整備が進められます。
そして昭和56年(1981)からは、素人の参拝者が自ら石を彫って「羅漢さま」を作り奉納する、という「昭和の羅漢彫り」が始められます。当初は五百体が目標だったようですが、奉納を希望する人が止まず、わずか10年でその数は千二百体に達し、「千二百羅漢」と呼ばれるに至りました。
本堂や多宝塔の周囲はこの羅漢石仏でびっしりと埋め尽くされ、本当に圧巻の光景となっています。
羅漢様のお顔はそのひとつひとつが大変ユニークで、見て回っていると、とても楽しくなってきます。笑っている顔、怒ったような顔、眠そうな顔、子供を抱いている母親の顔、本当にいろんな顔がたくさん並んでいて、それぞれがうっすらと緑の苔に覆われていて、境内の全体がたまらなく優しい空気で包まれています。
京都市街からかなり遠くにあるため、観光客は決して多くはないのですが、嵯峨野の落ち着いた雰囲気をじっくりと堪能することができます。
【ご利益】:安産,子宝,厄除け