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鹿王院の地図
「覚雄山」の扁額のある山門
「覚雄山」の扁額のある山門
山門をくぐると絶景!の境内
山門をくぐると絶景!の境内
正面に見えるのは庫裏
正面に見えるのは庫裏
客殿と庭園
客殿と庭園
舎利殿
舎利殿
舎利殿から見た客殿
舎利殿から見た客殿

鹿王院

嵐山の鹿王院は足利義満が建てたといわれる禅寺ですが、京都では「隠れた名所」とか「観光の穴場」という言葉でよく呼ばれます。
京都に生まれ育った私自身も「紅葉で有名なところ」くらいしか知りませんでしたが、今回初めて訪ねてみて、その素晴らしさを十分に体感することができました。
確かに観光客の姿は少なく、誰もいないお堂の入口で鐘を三回打ち鳴らすと、奥の方から「いらっしゃい」と言いながら受付の人が出てくる、といった調子。
でも、義満自筆の「覚雄山」の扁額が掲げられた山門は創建時の姿を残す素晴らしいものですし、本堂の中には運慶作の釈迦と十大弟子の像や、歴史書でおなじみの足利義満の像が安置されています。 そして最も素晴らしいのは境内の景色でしょう。山門をくぐったとたんに吹く風はヒンヤリと涼しく、中門に続く参道には見事な青苔の絨毯が広がります。
住宅街の中にあるとはとても思えない静けさと、禅宗独特の地味で苔むした美しい庭園は、訪れる人にしみじみとした安らぎを与えてくれます。穴場にしておくにはもったいなさ過ぎます。