TOP > 洛中 >地蔵院(椿寺)
<秀吉が寄進した「五色八重散椿」で有名>
行基菩薩が創建した浄土宗の寺院。
椿大明神は痔病平癒のご利益。
忠臣蔵の天野屋利兵衛の墓がある。

住所 : 京都市北区一条通西大路東入大将軍川端町2
付近の見所 : 北野天満宮



(撮影 : 2011年3月19日)

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地蔵院(椿寺)山門
地蔵院(椿寺)山門
山門にかかる提灯
山門にかかる提灯
山門横の石標
山門横の石標
書院前にある「五色八重散椿」
書院前にある「五色八重散椿」
境内に咲いていた椿
境内に咲いていた椿
境内に咲いていた椿
境内に咲いていた椿
地蔵堂
地蔵堂
「地蔵菩薩」様
「地蔵菩薩」様
観音堂
観音堂
「観世音菩薩」様
「観世音菩薩」様
観音堂の前にある「びんずる」様
観音堂の前にある「びんずる」様
(左から)弁財天・椿大明神・鎮守社
(左から)弁財天・椿大明神・鎮守社
地蔵堂の横にあるたくさんの石仏
地蔵堂の横にあるたくさんの石仏
「切支丹の墓」
「切支丹の墓」
天野屋利兵衛のお墓
天野屋利兵衛のお墓
夜半亭巴人のお墓
夜半亭巴人のお墓

地蔵院(椿寺)

地蔵院(じぞういん)は、「椿寺」の通称で有名なお寺。今出川通と西大路通との交差点「北野白梅町」から南へ100mほど下がったところにあります(なお京都で地蔵院といえば、西京区に「竹の寺」の通称で有名な同名のお寺がありますので、間違えないようにご注意ください)。
このお寺が「椿寺」と呼ばれるのは、豊臣秀吉が寄進した「五色八重散椿」によります。加藤清正が秀吉に献上したもので、一本の木が白、赤、ピンク、絞りなど五色に咲き分けるという名木。今の散椿は2代目ですが樹齢120年といわれ、書院前の庭に堂々とした姿を見せています。
早い年なら3月の始め、遅い年なら桜と同時に開花するといわれています。今年は寒いので開花は少し遅くなるかな?と思いながら行ってみたのですが、案の定、まだつぼみの状態でした。でも境内には、写真のとおりの美しい花を咲かせている椿もありましたので、とりあえず納得。
椿寺は、聖武天皇の勅願により奈良時代の神亀3年(726)に、行基菩薩が摂津国昆陽池のほとりに建立した地蔵院が始まり。南北朝時代の末期に焼失しますが室町時代に足利義満が再建。桃山時代に豊臣秀吉によって現在地に移され、江戸時代初期には浄土宗に改められ知恩院の末寺となって現在に至ります。
地蔵堂に安置されている地蔵菩薩像は行基の自作とされ、延命長寿と安産のご利益で信仰されています。また観音堂の右にある「椿大明神」は、痔の病にご利益があるといわれます。
またこのお寺には、忠臣蔵で有名な義商天野屋利兵衛のお墓があり、与謝野蕪村の師匠にあたる夜半亭巴人のお墓もあるなど、椿のシーズン以外でも十分に見応えがあります。
【ご利益】:安産守護,延命長寿,痔病平癒(椿大明神)