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<山国地域の象徴とされる美しい神社>
奈良時代に創建された古社。
明治維新の官軍「山国隊」が出陣を誓った神社。
美しい境内は「京都の自然200選」。

住所 : 京都市右京区京北鳥居町宮ノ元1番地
付近の見所 : 常照皇寺



(撮影 : 2011年4月17日)

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山国神社の正面
山国神社の正面
神社境内から見た周囲の風景
神社境内から見た周囲の風景
鳥居の扁額
鳥居の扁額
「京都の自然200選」の石碑
「京都の自然200選」の石碑
神社境内
神社境内
拝殿
拝 殿
拝殿の屋根にある「丸に二つ引」の紋章
拝殿の屋根にある「丸に二つ引」の紋章
手水舎
手水舎
本殿
本 殿
本殿
本 殿
春日社
春日社
蛭子社
蛭子社
八幡社
八幡社
社務所
社務所
神饌所
神饌所
神社前の直線状の参道
神社前の直線状の参道

山国神社

山国神社(やまぐにじんじゃ)は、京都市内から日本海側へと抜ける国道162号線(通称「周山街道」)を、途中から東方向へ折れて国道477号線に入り、常照皇寺へと至る途中にあります。
地図で見るとその名のとおりの山国ですが、実際は広い田園地帯にあり、社殿のすぐ裏を桂川が流れていて、とてもゆったり、のどかな雰囲気の神社です。
山国神社は奈良時代の宝亀年間(770〜780)に創建された古社で、平安京造営の際、大内裏造営のための木材をこの地で調達したといわれます。
ご祭神は大己貴命(おおなむちのみこと。大国主命の別名)で、三条天皇の時代に神位正一位と菊花の紋章を賜りますが、その後は数度にわたる乱のたびに社殿は破壊され、室町時代の応永六年(1399)にようやく復興されます。このとき室町幕府3代将軍の足利義満が「丸に二つ引」の紋章を奉納し、以後この紋章が当社の紋章となり、(写真にありますように)神社拝殿の屋根には今もこの紋章が描かれています。
さらにこの神社で有名なものとして、「山国隊」があります。幕末の王政復古の号令に呼応してこの地で83名の農兵隊「維新勤皇山国隊」が結成され、朝敵となった徳川幕府討伐のために出陣します。山国隊は各地を転戦した後、数名の犠牲者を出しながらも、明治2年(1869)大勢が出迎える中、鼓笛を奏しつつ立派に凱旋を果たし、山国神社に参拝したといわれます。
これ以来山国隊は郷土の誇りとされ、今も、毎年10月に京都で行われる有名な「時代祭」では、武者行列の先頭を進む「維新勤皇隊」の鼓笛隊を務めています。
杉木立に囲まれた美しい境内は、「京都の自然200選」にも選ばれています。